メタボと呼ばれるメタボリックシンドロームの最大の原因は、内臓周りにびっしりと付く内臓脂肪です。
毎日食べているカロリーの量と、運動や活動で消費しているカロリーの量が釣り合っていれば、内臓脂肪は増加しません。
積極的に体を動かしたり、間食や夜食を避けて体が必要としている分だけの食事をとることが、内臓脂肪を減らすためには必要です。
メタボと診断されても多くの場合は自覚症状が無いので、なかなか生活習慣の改善までしようとしない人が多いのが現実です。
メタボリックシンドロームの症状を改善しないままでいると、動脈硬化が発症しやすくなるなど、命にかかわる疾患のリスクが上がります。
ですので、生活習慣の見直しや毎日運動をすることで内臓脂肪を減らす必要があります。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べ蓄積されやすく、エネルギーを消費することで減少させやすいといった特徴があります。
体内に蓄積されている内臓脂肪を燃やすためには、運動不足を解消したり、不規則な生活習慣を改善して、健康状態をよくすることです。
ウォーキングや水泳など、ちょっとした運動を習慣にして取り組むことで、体に筋肉がつきやすくなり、脂肪の燃焼効率がよくなって、痩せやすくなります。
食生活の見直しでは、甘いものや脂っこい食べ物を控えて、1日3食バランスのよい食事を心がけて、野菜や果物中心の献立にすると良いでしょう。
食べれるだけだべると、カロリー消費量がカロリー摂取量をオーバーできなくなるので、節制が必要です。
健康的な食事と無理のない運動を続けることで、内臓脂肪が減少し、次第にメタボが改善されていきます。